布団乾燥機おすすめ12選｜家電ライターによるランキングと選び方&使い方も紹介

快適な眠りを妨げるもの、それはダニ。寝ているときにダニに噛まれて体が痒くなるなんてもってのほか！

ダニは布団についた皮膚のカスを餌とするうえ、人の体温と汗により、暖かく湿度の高い布団の環境を好みます。このため、なんの対策もしない布団にはダニが繁殖しやすいのです。

布団乾燥機は温風を送ることで布団内の湿気を除去し、ダニが住みにくい環境を作り出します。現在販売されている布団乾燥機の大半は、ダニ対策の運転モードが搭載されており、ダニ予防ができるようになっています。

また、ダニは50℃を越える超高温に30分以上さらされると死ぬといわれているため、布団乾燥機によってはダニの駆除までできるものもあります。

すでに繁殖してしまったダニを確実に死滅させたいという方は、ダニの駆除ができる布団乾燥機を選ぶようにしてください。

布団乾燥機にも様々な種類があります。

布団乾燥機を選ぶ際は、乾燥方式や対応布団サイズ、乾燥時間、付加機能などをチェックしましょう。

それぞれの項目について詳しく解説していきます。

布団乾燥機は大きく分けると、付属するマットを使用して熱をまんべんなく布団に伝える「マットタイプ」と、マットを設置する必要のない「マットレスタイプ」の2種類があります。

現在の主流は、手間なく設置ができるマットレスタイプです。

マットタイプはマットを布団に巻きつけたり、マットの上に布団を載せることで布団全体をムラなく暖める方式です。

「じっくり乾燥したいときはマットを巻きつけ」「急いでいる場合は広げたマットの上に布団を載せるだけ」など、マットの使い分けができる商品もあります。

マットタイプのデメリットはマットの設置が面倒なこと。また、収納時にもマットをコンパクトにたたまなければならないため手間がかかります。

しかし、温度ムラが少なく、構造上布団を高温でキープしやすいため、ダニの予防だけでなく駆除まで考えているならばマットタイプを選ぶのが良いでしょう。

マットレスタイプは送風口部分を布団に差し込むだけで、風の力で布団内部全体に温風が伝わるように工夫されています。

ただし、一口に「マットレスタイプ」といっても、蛇腹ホースを伸ばしてホースの先を布団のなかに差し込むだけの商品や、ホースもなく本体を置くだけでセット完了する商品など、設置方法は様々です。

構造上どうしても温度ムラが出てしまうことは避けられませんが、マットタイプと比較すると設置が簡単なので、こまめに利用したい方にはおすすめです。

あなたが布団乾燥機を使いたい布団はシングルサイズですか？それともダブルサイズ以上の布団やベッドでしょうか。

対応布団サイズによって、布団乾燥機を選ぶポイントは異なります。それぞれのケースを見ていきましょう。

シングルサイズの布団の場合は、多少パワーが少なくても十分乾燥できます。

使いやすいのは、マットレスタイプのコンパクトなもの。お値段も手ごろなものが多いです。

ダブルサイズ以上の布団やベッドに使う場合はパワーが必要になります。

購入する際には、「対応布団サイズ」を必ずチェックし、ダブルまで対応と表示しているものを選びましょう。

乾燥にかかる時間も商品によってまちまちです。

なるべく早く乾燥したいという方は、パワー重視でスピーディーに乾燥してくれるタイプを選ぶと良いでしょう。

毎日使うなら「標準」のコースで30分程度の乾燥時間が理想的ですね。

最近の布団乾燥機は「布団を乾燥させる」以外の使い方ができる商品も多いです。

代表的な付加機能をご紹介しますので、商品選びの参考にしてみてください。

ホースの先にアタッチメントなどを装着することで、靴やブーツの乾燥ができる機能です。

現在ではほとんどの布団乾燥機に搭載されています。

靴だけでなく、少量の衣類乾燥機能を搭載した商品もあります。

天気の悪い日や梅雨の時期などに活躍しますので、あると重宝するでしょう。

商品によってはイオンによる脱臭機能を搭載したものもあります。

クローゼットや押し入れなどに送風することで匂いを低減させられる効果が期待できます。

今回この記事を監修してくださっている倉本春さんに、おすすめの布団乾燥機TOP3を伺いました！

ここからは編集部が独自に選んだ布団乾燥機を紹介します。

まずはしっかり乾かしたい、全体を暖めたいというパワー重視の方におすすめの布団乾燥機をご紹介します。

それほど多くの機能はなくてもいいから安いものが欲しい、という方。ここでは8000円以下で性能の良い布団乾燥機をご紹介します。

どうせ買うなら機能が充実しているほうがいいという方。そんな機能重視の方におすすめの布団乾燥機をご紹介します。

布団乾燥機を効果的に使うために、改めて正しい使い方を確認しておきましょう。

マットタイプの場合は、掛布団と敷布団の間にマットを広げてセットします。マットレスタイプの場合は、掛布団と敷布団の間にホースを差し込みます。

このとき、掛布団と布団乾燥機との隙間をなくし、熱を外に逃さないことが大切です。

布団乾燥機には用途や季節に合わせたコースがありますので、コースを選択してスイッチを入れます。

ダニ対策で布団乾燥機を使用している場合は、週1回「ダニ対策モード」で使用するとよいでしょう。

手間でなければ、毎日「通常コース」で使用したほうが、ダニが増えない環境を作ることができます。

寝る前に使用すると布団が暖かくフカフカになり、気持ちよく眠ることができますよ。

布団乾燥機を毎日使うとなると、電気代が気になるという方も多いかもしれません。

結論からいうと、現在販売されている布団乾燥機はどれも省エネ性能に優れており、電気代はとても安いです。使用する機能や時間にもよりますが、1回あたり10数円程度です。

布団乾燥機は初期費用こそかかりますが、クリーニングやコインランドリーを使用した場合と比較するととてもリーズナブルだといえます。

本記事で紹介したおすすめの布団乾燥機を一覧表で比較！ぴったりな商品を見つけてみてください！

「一度使うと病みつきになる」それが布団乾燥機。天気が悪くても花粉が飛んでいても、布団乾燥機があれば布団をいつでも快適に保てます。

また、最近は靴や衣類の乾燥機能もついた布団乾燥機が増えています。多機能の布団乾燥機は1台あるとなにかと重宝するでしょう。

睡眠は人間にとってもっとも重要なもののひとつ。フカフカで暖かい布団は、それだけであなたを心地良い睡眠に誘ってくれるはずです。