「ボスラテベース」はサントリーが販売している濃縮タイプのコーヒー。牛乳と混ぜ合わせることで、1本あたり約10杯分のカフェラテをつくることができます。
喫茶店で飲むようなカフェラテが「牛乳と混ぜるだけ」で作れる!そんなボスラテベースをモノレコ編集部が徹底レビュー!
すべてのラテベースの味比較はもちろんのこと、編集部によるオリジナルレシピも紹介。カフェラテやコーヒー好きの方は必見です!
目次
ボスラテベースとは?
「喫茶店で飲むようなカフェラテをお家でつくりたい…」
そんなときに役立つのが「ボスラテベース」。通常のコーヒーではなく、深煎りアラビカ豆を4倍濃縮したエスプレッソコーヒーです。
とても濃いコーヒーだからこそ、ミルクとの相性はばっちり。混ぜ合わせることで喫茶店で飲むような美味しいカフェラテが簡単につくれるんです。
そもそもカフェラテとは、エスプレッソコーヒーがベースになっています。通常のコーヒーとミルクを混ぜ合わせても「カフェオレ(コーヒー牛乳)」になるだけ。喫茶店で味わえるような「カフェラテ」にはならないんですね。
このあたりの違いは以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
ボスラテベースの味の違いをチェック
現在(2019年)販売中のボスラテベースのレギュラー商品は5種類。
その他にも期間限定商品が販売されることもあります。
どのような味の種類があるのか。表にまとみてみました。
商品名 | 内容量 | カロリー (100mlあたり) | 糖類 (100mlあたり) |
---|---|---|---|
ボスラテベース 無糖 | 490ml (約10杯分) | 16kcal | 0g |
ボスラテベース | 490ml (約10杯分) | 57kcal | 10.5g |
ボスラテベース | 490ml (約10杯分) | 57kcal | 10.5g |
ボスラテベース | 340ml (約7杯分) | 53kcal | 10g |
ボスラテベース | 490ml (約10杯分) | 48kcal | 11.9g |
【期間限定商品】 | 490ml (約10杯分) | 57kcal | 10.5g |
「ボスラテベース 無糖」以外はすべて糖類が入っており、甘みのあるカフェラテを味わうことができます。
そのため、無糖のシンプルなカフェラテが飲みたい方は「ボスラテベース 無糖」を。
甘いカフェラテが好みの方は「ボスラテベース 甘さ控えめ」や「ボスラテベース 焦がしキャラメル」に期間限定商品である「ボスラテベース クリーミーベイクドチーズケーキ」を。
「ボスラテベース 贅沢カフェインレス」ならカフェイン摂取に気を使っている方も安心して飲むことができます。
コーヒー自体が苦手なら「ボスラテベース 紅茶ラテ」を試してみましょう。市販のミルクティーでは味わえない香り高い紅茶ラテを飲むことができます。
ボスラテベースの飲み方&作り方
ボスラテベースに必要なものは牛乳だけ。もしアイスカフェラテをつくるのであれば「氷」があるといいでしょう。
ホットのカフェラテをつくる場合は、事前に牛乳を温めてホットミルクをつくってください。
ボスラテベースと牛乳は「1:3」で割ること
- ボスラテベース:1 (50ml)
- 牛乳:3 (150ml)
ボスラテベースと牛乳の割合は「1:3」になるのがベスト。
カップ1杯分(約200ml)であれば、ボスラテベースの量は50ml。濃い目のカフェラテが好みであれば、牛乳の量を減らしてみるとよいでしょう。
しかし、なかなか50mlの量を計るのは面倒なもの。計量カップを取り出すのも手間になりますよね。そのため、ボスラテベースには50mlの量が確認できる「目盛り」が記載されています。
1メモリが約50ml。カフェラテをつくるときの目安にしましょう。1本のボスラテベースで7~10杯ほどのカフェラテをつくることができます。
ボスラテベースと牛乳の量を調整し、自分好みのカフェラテを見つけてみる…。そんな楽しみ方もありそうですね。
美しい「二層ラテ」のつくり方
自家製カフェラテをつくるときに挑戦してほしいのが、美しい「二層ラテ」です。
グラデーションが美しくSNS映えする二層ラテ。ボスラテベースならばお手軽につくることができます。以下に手順とコツをまとめてみました。
- 大きめの氷をカップに入れる
- 牛乳を入れる
- 飛び出している氷にゆっくりボスラテベースをそそぐ
- 大きめの氷を入れる
- ボスラテベースを入れる
- 飛び出している氷にゆっくり牛乳をそそぐ
ボスラテベースに糖類が入ると、牛乳より重くなり沈んでしまいます。
そのため「無糖」は後からボスラテベースを入れる。「加糖」は先にボスラテベースを入れる。これらの違いに注意しましょう。
またコツは「大きめの氷」を使うこと。そして、表面から飛び出している氷を狙ってラテベースを注ぐことになります。
動画のように飛び出している氷を狙ってください。氷によって注がれる勢いが均等になります。
このとき注意してほしいのはゆっくり丁寧に注ぐこと。ここで焦って入れすぎると二層ラテにはなりません。
ボスラテベース全商品をレビュー
それではモノレコ編集部によるボスラテベース全商品をレビューしていきます!
ボスラテベース 無糖
サントリー / ボスラテベース 無糖 24本
すっきり無糖のブラックラテベース
すっきり無糖のブラックラテベース
ノンシュガーで甘くないラテベース。牛乳と混ぜなくても濃い目のエスプレッソコーヒーとして飲むこともできます。
純粋なコーヒーのため、余計な香料や甘味料が含まれていないのも嬉しいところ。牛乳の風味に負けない深く渋みのあるコーヒーの香りが堪能できます。
内容量 | 490ml |
---|---|
本数 | 24本 |
思ったよりコクと深みがあって、しっかりカフェラテの味が楽しめますね。カフェで飲むカフェラテと変わらないかも。たっぷりの牛乳と混ぜ合わせても、コーヒーの香りがぜんぜん負けてません。
牛乳を自由に選べるのもいいですよね。美味しい牛乳と一緒に割れば、カフェでもなかなか飲めない極上のカフェラテが楽しめますよ。
僕はとにかく「無糖」なのが気に入ってますね。そもそもペットボトルなどでは生乳を使ったカフェラテが販売されてないんです。パック製品ならありますけど、ほとんどが加糖で甘ったるい。無糖の美味しいカフェラテを飲むなら、喫茶店やコンビニカフェで買うしかなかったんです。
なるほど…。言われてみれば市販のカフェラテやコーヒー牛乳はすごく甘いですね。缶やペットボトルのカフェラテは生乳をあまり使用していないですもんね。
そうなんですよ。でもカフェで毎回カフェラテを購入すると、さすがにお金がかかりすぎちゃうんですよね…。それを考えるとボスラテベースのコスパは異常ですよ。ものすごいお得です。こんなに素晴らしい商品が広まったら、いくつかの喫茶店が潰れるんじゃないかと本気で思ってます。笑
ボスラテベース 甘さ控えめ
サントリー / ボスラテベース 甘さ控えめ
甘いカフェラテが大好きな方に
甘いカフェラテが大好きな方に
やっぱりカフェラテは甘いのが好き!という方には「ボスラテベース 甘さ控えめ」がおすすめ。
甘みや香りにクセがないので、どんな方でも飲みやすいと感じるのではないでしょうか。もし甘みが強すぎる、と感じたときは牛乳の量を増やしてみましょう。
内容量 | 490ml |
---|---|
本数 | 24本 |
これは優しい甘さですね。商品名に「控えめ」って書いてあるのも納得かも。いつもカフェラテにはガムシロップを入れて飲むので、私は最初から甘いこっちのほうが好きですね。
僕はガムシロップがどうも苦手なんですけど、これはすごく口に合いますね。これなら甘いカフェラテが楽しめそう。
私はもっと甘さ控えめでもいいかなぁ…。「無糖」と「甘さ控えめ」の中間あたりの味があるといいのかも。甘すぎるときは牛乳の割合を増やして調整したほうがよさそうですね。
私は逆にもっと甘いほうが好みですね。苦いカフェラテはたくさん飲めないですから。「甘さ控えめ」のラテベースを常備しつつ、期間限定のフレーバーを試してみる…というのが好みの飲み方かもしれません。
ボスラテベース 焦がしキャラメル
サントリー / ボスラテベース 焦がしキャラメル 24本
優しく漂うキャラメルの香り
優しく漂うキャラメルの香り
ショッピング
当初は期間限定商品として登場。あまりに好評だったためレギュラー商品化したという人気のラテベースです。
特長はなんといっても本当に「焦がしキャラメル」の味わいや香りを感じられること。甘さもそれほどしつこくありません。
内容量 | 490ml |
---|---|
本数 | 24本 |
これは…!本当にキャラメルを焦がしたような香りがしますね!すごい…!私はキャラメル味のドリンクが大好きなので、これはすごく好きです!みんなにおすすめしたいですね!
もっと甘いのかなぁと思いましたが、「ボスラテベース 甘さ控えめ」と同じぐらいの甘さですね。しつこくなくて飲みやすい。キャラメルの香りも上品。私もこっちのほうが好きかも。
いつもスタバでキャラメルマキアートを頼むので、バニラシロップをちょい足しして、本物そっくりのキャラメルマキアートにしてみたいですね。
それいいですね!レンジで温めて泡立てたフォームミルクを乗せて、その上からキャラメルソースをかけるのもよさそう…!アレンジが楽しくなるコーヒーですね!
ボスラテベース 贅沢カフェインレス
サントリー / ボスラテベース 贅沢カフェインレス 24本
カフェインレスも手軽に楽しめる
カフェインレスも手軽に楽しめる
2019年に発売された「ボスラテベース 贅沢カフェインレス」。コーヒーは好きだけどカフェインをとりすぎたくない…という方に大人気の商品です。
甘さはだいぶ控えめ。「ボスラテベース 甘さ控えめ」よりも若干甘くないように感じます。ただ「無糖」を好む方であれば甘さが気になることでしょう。
内容量 | 340ml |
---|---|
本数 | 24本 |
カフェインレスでも、飲みごたえはほとんど変わらないですね!しっかりカフェラテのコクや苦味を感じられます!
甘みは思ったより強いですね。だけど「甘さ控えめ」よりも少しだけ甘くないかも…。僕としてはこのぐらいの甘さが好みなのでいいですね。
ノンカフェインだからなのか、「ボスラテベース 甘さ控えめ」よりもコーヒーの香りが弱めですね。コクや苦味もそこまで感じないかも。深煎コーヒーが好きな方は物足りないかもしれませんね。
いや、カフェインレスでこの味なら十分だと思いますよ。うちの子どもはカフェオレが好きなので、これだったら安心して飲ませられるかなと思います。
ボスラテベース 紅茶ラテ
サントリー / ボスラテベース 紅茶ラテ 24本
濃厚ミルクティーもラテベースで
濃厚ミルクティーもラテベースで
人気のボスラテベースに「紅茶」のタイプが登場!コーヒーが苦手な方でも安心。濃厚かつ香り高い「紅茶ラテ」を味わうことができます。
ボスラテベースの中では甘さが強め。甘いラテを好む方にはぴったりですが、逆にちょっと甘すぎるという方は牛乳の量を増やしてみましょう。
内容量 | 490ml |
---|---|
本数 | 24本 |
ミルクティーもしっかり味わえますね。独特のコクがあるし香りも悪くない。
牛乳を温めてつくる「ロイヤルミルクティー」や、濃い目の「チャイ」といった印象がありますね。しっかりした紅茶の味が感じられてすごく好みです。
飲んでみると「これはミルクティーではなく『紅茶ラテ』だな」と納得できますね、個人的にはホットのほうが美味しくて好きかも。より紅茶の香りを優しく感じられますね。
アイスミルクティー好きにとっては「待ってました!」といえるドリンク。個人的にはぜひとも「無糖タイプ」の紅茶ラテも飲みたいですね…!どうかサントリーさんお願いします!
【期間限定】ボスラテベース クリーミーベイクドチーズケーキ
サントリー / ボスラテベース クリーミーベイクドチーズケーキ 24本
チーズケーキの甘香ばしさが美味しい
チーズケーキの甘香ばしさが美味しい
2019年10月15日から発売したのが「ボスラテベース クリーミーベイクドチーズケーキ」。まるでスイーツのようなラテが味わえます。
クリーミーなチーズケーキの「甘い」香り。それにケーキ表面をパリッと焼いたような「香ばしさ」がプラス。両方がミックスしたチーズケーキの「甘香ばしさ」が魅力のラテベースです。
内容量 | 490ml |
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本数 | 24本 |
おおっ…!これは不思議な味ですね!間違いなくカフェラテを飲んでいるんですが、後味がほんのりチーズのように感じます。「焦がしキャラメル」でも感じたような甘香ばしさもありますね。
そこまで癖が強くないので、「甘さ控えめ」より好みの方も多いかも。チーズケーキ感の主張も強くないですね。言われなかったらわからないと思いますよ。
むしろチーズケーキ感があまりしませんね。香りもチーズケーキらしさがないし、飲んでもほんのりクリームチーズの風味を感じるかな?という程度かも。
甘いカフェラテが好きな方ならば試す価値はあるかもしれませんね。期間限定のボスラテベースは3ヶ月ほどで販売終了することがあるので、売り切れ前に抑えておきたいところですね。
ボスラテベースを使った編集部オリジナルレシピ
ボスラテベースは牛乳と混ぜ合わせて飲むものですが、スイーツやデザートに使ってみるのもおすすめ。
バニラアイスに温めたボスラテベースをそのままかけて「アフォガード」にしてみたりとか。牛乳ではなく豆乳を使ってオリジナルの「ソイラテ」を楽しんでみたりとか。濃縮されたエスプレッソコーヒーだからこそ、さまざまな方法で味わってみたいものです。
そこで今回はモノレコ編集部のおすすめレシピとして「コーヒーゼリー」を紹介します!コーヒーゼリー好きの編集部員が火を使わずに実際につくってみましたので、レシピと合わせてご覧ください。
ボスラテベースによる「コーヒーゼリー」
- ボスラテベース100ml
- ゼラチン5g
- 水150ml
- (お好みで)コーヒーフレッシュや牛乳、練乳など
- 50mlの水を600wの電子レンジで1分温める
- ①にゼラチン5gを入れて溶かす
- ボスラテベース(100ml)と水(100ml)を混ぜ合わせる
- ③を600wの電子レンジで3分温める
- ②と④を優しくかき混ぜて好きなグラスやカップに移す
- 粗熱が取れたら冷蔵庫で1~2時間冷やして完成
基本的に温めて溶かして混ぜるだけ。コーヒーゼリーはとっても簡単につくれるボスラテベースのアレンジスイーツです。
お好みで練乳や牛乳、コーヒーフレッシュなどを入れるとより美味しくなるかも。コーヒーフレッシュを入れてかき混ぜると以下のようなコーヒーゼリーができ上がります。
コーヒーゼリーを柔らかめにつくり、スプーンなどで細かくかき混ぜてから牛乳を入れると、「ドロリッチ」のようなクリーミーなコーヒーゼリードリンクに変身。これもなかなか美味しく味わえます。
また、ボスラテベースのレギュラー5種類それぞれでコーヒーゼリーをつくり、どのような味の違いがあるのか比べてみました。あくまで個人の感想になりますが、参考までにご覧ください。
ボスラテベース | 甘さの感想 | アレンジのおすすめ |
---|---|---|
無糖 | 甘くない | 固める前にグラニュー糖や砂糖を足して溶かすか、練乳をトッピングするのがおすすめ |
甘さ控えめ | やや甘い | 牛乳やコーヒーフレッシュと混ぜあわせるのがおすすめ |
焦がしキャラメル | 甘い | そのままでも十分に食べられる |
贅沢カフェインレス | やや甘い | 牛乳やコーヒーフレッシュと混ぜあわせるのがおすすめ |
紅茶ラテ | 甘い | レモン汁やフルーツを混ぜて固めるのもGood |
ボスラテベースのおすすめ商品をまとめ表で比較
本記事で紹介したおすすめのボスラテベースを一覧表で比較!ぴったりな商品を見つけてみてください!
注目ポイント | すっきり無糖のブラックラテベース | 甘いカフェラテが大好きな方に | 優しく漂うキャラメルの香り | カフェインレスも手軽に楽しめる | 濃厚ミルクティーもラテベースで | チーズケーキの甘香ばしさが美味しい |
---|---|---|---|---|---|---|
商品画像 | ||||||
商品名 | ||||||
商品リンク | Amazon 5,283円(税込) Yahoo! ショッピング 6,060円(税込) | 公式サイトで見る 6,672円(税込) | ||||
内容量 | 490ml | 490ml | 490ml | 340ml | 490ml | 490ml |
本数 | 24本 | 24本 | 24本 | 24本 | 24本 | 24本 |
まとめ
今回はボスラテベースの全6商品と、編集部オリジナルレシピをご紹介しました。
カフェラテ好きにこそチェックしてほしいボスラテベース。喫茶店で飲むような本格カフェラテを手軽につくれる優れものです。お好みの味を見つけて飲んでみてくださいね。
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