普段何気なく使っている化粧水。しかし、正しい手順や使い方を理解して使っている方は少ないのでは?
適当な使い方をしていると、肌にとって逆効果になるかもしれません。美肌のために買った化粧水、十分にその効果を発揮できるよう使い方をマスターしておきましょう。
エステサロン「private salon Laule'a」の代表を務める寒川あゆみさんが、正しい化粧水の使い方をアドバイス。さらに、今すぐにでも実践したい効果的な使い方もご紹介します。
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大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業界の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。
大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業界の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。
化粧水の基本的な使い方
化粧水というのは、ただ顔全体につければ良いというわけではありません。ここではエステサロン「private salon Laule'a」代表の寒川さんが、化粧水の基本的な使い方を解説します。
- 500円玉ほどの化粧水を手に取り、顔全体になじませます。
- 2枚に重ねたコットンに化粧水をたっぷりと含ませ、優しく押しながら顔全体に染み込ませます。
- コットンを裏返すか新しいコットンを用意し、もう1度化粧水をたっぷりと含ませ、優しく押しながら顔全体に染み込ませます。
- 肌の内側からひんやりしてきたら化粧水が染み込んだサインです。
収れん化粧水を一緒に使う場合
収れん化粧水を一緒に使う場合は、以下の手順でおこないましょう。
- 2枚に重ねたコットンに収れん化粧水を含ませ、皮脂の分泌が気になる部分や引き締めたい部分にサッと化粧水を広げて優しく押すように染み込ませましょう。
- コットンを裏返すか新しいコットンを用意し、収れん化粧水を含ませて気になる部分に3分ほどコットンをのせてパックしましょう。
- 上記の「基本的な化粧水の使い方」を繰り返します。
拭き取り化粧水を一緒に使う場合
拭き取り化粧水を一緒に使う場合は、以下の手順でおこないましょう。
- 2枚に重ねたコットンに拭き取り化粧水を含ませて、目元以外の部分を優しくサッと拭き取りましょう。強くこすったり何度も拭き取ったりしないこと。
- 上記の「基本的な化粧水の使い方」を繰り返します。
導入化粧水を一緒に使う場合
導入化粧水を一緒に使う場合は以下の手順でおこないましょう。
- 500円玉ほどの導入化粧水を手に取り、顔全体に広げるようになじませます。
- 上記の「基本的な化粧水の使い方」を繰り返します。
肌に効果的な化粧水の使い方が知りたい!
基本的な化粧水の使い方が分かったところで、さらに肌に効果的な化粧水の使い方を寒川さんに伺いました。
- まずは化粧水を手でなじませておきましょう。
手でなじませることに抵抗がある場合は、ミストボトルに入れておき、化粧水を浸透させるまでに肌表面をうるおわせます。
そうすることで角質がやわらかくなり、化粧水が浸透しやすくなります。
- コットンが1枚だと、使っているうちに薄くなって摩擦が起こりやすくなりかねません。また、化粧水の量が少ないと毛羽立ちもしやすくなります。
2枚重ねにして化粧水をたっぷりと含ませましょう。
- 皮脂分泌が気になる、赤みを抑えたい、などという場合は、小さなタッパー容器などにコットンを数枚入れて収れん化粧水や保湿化粧水を含ませ、冷蔵庫で冷やしましょう。
一時的に冷やして鎮静することで肌が引き締まりやすくなったり、赤みが落ち着きやすくなります。
まとめ
使い方一つで何倍にも効果を発揮してくれる化粧水。今まで何気なく使っていた方も、これを機に化粧水の使い方を改めてみてください。きっといつもより美しい肌に出会えることでしょう。