TOPLAND(トップランド)のペットボトル加湿器キューブはペットボトルに取り付けるだけで使用できる小さな加湿器です。手軽に使えることや見た目の可愛らしさが人気で、ネットショップでは高い評価がつけられています。
しかし、「価格が安くてお買い得だった」、「加湿量が多くてよかった!」といった商品レビューのなかに、「加湿器の周りが濡れる」という口コミを発見!そこで、本当に口コミ通りなのか、モノレコ編集部が検証を実施。
実際にTOPLAND(トップランド)のペットボトル加湿器キューブを使って、「加湿量」「給水のしやすさ」「音」「手入れのしやすさ」「操作性」について検証した結果をご紹介します。
購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
TOPLAND(トップランド)ペットボトル加湿器キューブってどんな加湿器?
この加湿器を製造しているのは、静岡県に本社を置くTOPLAND(トップランド)。生活家電やパソコンの周辺機器など、幅広い商品を展開しています。
TOPLAND(トップランド)が製造する製品は、どれも無駄のないシンプルな見た目となっており、スタイリッシュなデザインが特徴です。
そして、そのどれもがリーズナブルな価格設定。普段の生活をサポートしてくれる便利なアイテムを手軽に手に入れることができます。
TOPLAND(トップランド) / ペットボトル加湿器 キューブ
倒しても水がこぼれない設計
倒しても水がこぼれない設計
この加湿器は、ペットボトルのキャップと同じように回して取りつけます。ペットボトルの飲み口をしっかりふさいでくれるので、うっかり倒してしまっても水がこぼれません。
ポケットに入るコンパクトサイズだからカバンの中に入れても邪魔にならず、モバイルバッテリーから給電することもできるので、場所を選ばずに使えるのも便利なポイントです。
適用床畳数 | - |
---|---|
加湿量 | 約30ml/h |
タンク容量 | - |
連続加湿時間 | - |
消費電力 | - |
タイプ | 超音波式 |
サイズ | W4.5×H4.8×D4.5cm |
吸水スティックが5本もついてくる
超音波式加湿器は、水を沸騰させるスチーム式加湿器と違って水の殺菌ができないため、雑菌やカビが繁殖しやすい特徴があります。そのため、いつも綺麗なスチームで加湿できるように、日頃のメンテナンスが大切です。
水を吸い上げる吸水スティックは、メーカーの指定により1ヶ月に1回交換する必要があります。
この加湿器には吸水スティックが5本も付属しているので、しばらくの間は別売りの吸水スティックを買わなくても大丈夫です。
タンクがないからいつも清潔
加湿器本体はメンテナンスをする必要がありますが、タンクの代わりとなるペットボトルは捨てて新しいものを取り付ければいいだけです。そのためペットボトルの中の水はいつも綺麗な状態を保てます。
市販の飲み物に使用されているペットボトルは、よく見るといろんなデザインのものがあります。可愛らしい加湿器の見た目に合わせて、コーディネートをする楽しみ方も可能です。
TOPLAND(トップランド)ペットボトル加湿器キューブの口コミは?
実際に購入した方の口コミを見ると、「価格が安くてお買い得だった」という声や、「加湿量が多くてよかった!」といった感想が多く寄せられていました。多くの方がこの加湿器に満足しているようです。
しかし、なかには「加湿器の周りが濡れる」といった口コミもありました。
そこで、モノレコ編集部が口コミの内容を確かめるべく、実際にTOPLAND(トップランド)ペットボトル加湿器キューブを使って検証してみました。
TOPLAND(トップランド)ペットボトル加湿器キューブを実際に編集部で検証!
それでは、TOPLAND(トップランド)ペットボトル加湿器キューブの「加湿量」「給水のしやすさ」「音」「手入れのしやすさ」「操作性」について検証した結果をご紹介します。
【①加湿量】見た目以上にミストが多めに出て周りが濡れる
電源を入れると、すぐにたくさんのミストが出てきました。試しにミストに手を当ててみたところ、ほんの2秒ほどで手のひらがビショビショに濡れ、見た目以上に加湿力があります。
しばらく使用していると、デスクの上がうっすらと濡れていることに気づきました。2秒で手のひらを濡らすほどのミストは、空気中に消えたものもあれば、そのまま下に降り注いだものもあったのでしょう。
というわけで、「加湿器の周りが濡れる」という口コミは本当でした。
大事な書類やノートパソコンのすぐ近くでの長時間の使用は、やめたほうが無難です。
【②給水のしやすさ】ペットボトルに水を入れるだけなので簡単
給水をするときは、加湿器本体を取りはずしたペットボトルに水を入れるだけなのでとても簡単です。
しかし本体を取りはずすときに1つ難点があります。本体をクルクルと回して取り外そうとすると、電源コードが巻きついてしまいました。
この加湿器は電源コードを本体から抜くことができないので、ペットボトルから取り外す際にちょっとだけやりづらさを感じます。
給水するときには加湿器本体を回すのではなく、ペットボトルの方を回して取り外すほうがいいでしょう。
【③音】ほぼ無音に近い音
音はかなり静か、というよりも、ほとんど聞こえません。静かなオフィスや会議室で使用しても、耳障りに感じたり、ほかの人に迷惑がかかったりすることもないでしょう。
【④手入れのしやすさ】ちょっと拭くだけだからとても簡単
この加湿器のお手入れは、超音波でミストを発生させる部分を綿棒で拭くのと、1ヶ月に1回のペースで給水スティックを交換するだけでOKです。時間も手間もかかりません。
ただし、加湿器はずっと濡れたままにしておくと雑菌が繁殖しやすくなるため、できるだけこまめに乾燥させるようにしましょう。
そうすることで雑菌やカビの発生を防ぐことができ、いつでも綺麗なミストを出してくれます。
【⑤操作性】シンプルで非常に扱いやすい
加湿器本体には、加湿のオン・オフのスイッチが1つついているだけです。非常にシンプルで迷いようがありません。タイマーはついていませんが、8時間連続で運転すると自動的にオフになります。
また、加湿をオンにするとLEDが点灯し、ひと目でオン・オフの見分けがつきます。
本体のサイズがコンパクトなので持ち運びがしやすく、四角い形状のためデスクの上で転がることもありません。電源コードを本体から外すことができない点以外は、使い勝手において不満は感じられません。
TOPLAND(トップランド)ペットボトル加湿器キューブを検証した結果は?
今回「加湿量・給水のしやすさ・音・手入れのしやすさ・操作性」の5つの検証をおこないました。検証の結果、「加湿器の周りが濡れる」という口コミは、本当でした。
加湿器自体の加湿量やお手入れのしやすさ、使い勝手の良さなどに関しては、おおむね満足できるレベルでした。
安価である分、便利な機能は備わっていませんが、多くを望みすぎなければ十分に使える加湿器です。
まとめ
TOPLAND(トップランド)ペットボトル加湿器キューブを実際に使って検証し、その特徴や検証結果を紹介しました。
こちらのモデルの購入を検討される際の参考にしていただけたら幸いです。