Three-up(スリーアップ)の超音波式加湿器NAGOMI PB-T1827は手のひらサイズの加湿器で、丸っこくて可愛らしいデザインが人気です。デスクの上にあるだけで楽しい気分になるような見た目もさることながら、使い勝手の良さも人気の理由。
商品レビューを見ると、「デザインが可愛い!」「商品名の通りすごくなごむ」とほとんどの方が満足しているなかで、「ミストが少ない」という口コミを発見!そこで、本当に口コミ通りなのか、モノレコ編集部が検証を実施。
実際にThree-up(スリーアップ)の超音波式加湿器NAGOMI PB-T1827を使って、「加湿量」「給水のしやすさ」「音」「手入れのしやすさ」「操作性」について検証した結果をご紹介します。
購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
Three-up(スリーアップ)超音波式加湿器NAGOMI PB-T1827ってどんな加湿器?
Three-up(スリーアップ)は、生活家電をメインに数々の商品を展開している日本の会社。「ライフスタイルと融合したデザインで新たな価値を創出する」を企業のビジョンに掲げています。
同社が企画する製品には、オシャレでありながらも生活の中に違和感なくとけ込む、シンプルでクリーンなデザインを取り入れています。
主張しすぎることなく、使う人の暮らしをハッピーにしてくれるようなプロダクトが魅力です。
THREEUP(スリーアップ) / NAGOMI PB-T1827
水があればどこでも使える加湿器
水があればどこでも使える加湿器
この加湿器の特徴は、なんといってもその可愛らしいデザイン。加湿器としてはめずらしい球形でありながら、デスクの上に置くと違和感なく風景に溶け込みます。
もう1つの特徴は、加湿器自体に水を入れるタンクがないこと。使用する際には、水が入ったペットボトルやマグカップなどに乗せて、そこから水を吸い上げて加湿します。
本体は手のひらに収まるコンパクトさなので、持ち運びも容易です。肌や目の乾燥が気になった時にサッと取り出して使えます。
適用床畳数 | パーソナル |
---|---|
加湿量 | 40mL/h |
タンク容量 | - |
連続加湿時間 | 8時間 |
消費電力 | 1W |
タイプ | 超音波式 |
サイズ | φ5.7×H5.9cm |
小さいながらもタイマー機能がついている
とても小さい加湿器なので多機能とはいかないものの、2時間・4時間のいずれかに設定できるタイマー機能が備わっています。タイマーを設定しなかったとしても、8時間で自動的に運転をストップする安心設計です。
吸水スティックが3本付属
吸水スティックは別売りとなっていることも多いのですが、この加湿器には3本も付属しています。あとから買う手間がないうえに、お得感があります。
いつでも綺麗なミストが出るよう、吸水スティックは1ヶ月ごとに交換しましょう。
Three-up(スリーアップ)超音波式加湿器NAGOMI PB-T1827の口コミは?
「デザインが可愛い!」「商品名の通りすごくなごむ」といった好意的な商品レビューのなかに、「ミストが少ない」という口コミがありました。
そこで、モノレコ編集部が口コミの内容を確かめるべく、実際にThree-up(スリーアップ)超音波式加湿器NAGOMI PB-T1827を使って検証してみました。
Three-up(スリーアップ)超音波式加湿器NAGOMI PB-T1827を実際に編集部で検証!
それでは、Three-up(スリーアップ)超音波式加湿器NAGOMI PB-T1827の「加湿量」「給水のしやすさ」「音」「手入れのしやすさ」「操作性」について検証した結果をご紹介します。
【①加湿量】線香の煙のように細く長いミストが弱々しく出てくる
さっそく「ミストが少ない」という口コミの検証に入ります。少々不安な気持ちでスイッチをオン。すると、すぐにシューッという小さな音とともにミストが出てきます。モクモクと勢いよくミストが出るのではなく、線香の煙のように細く長いミストが弱々しく出てきます。
というわけで、口コミにあった「ミストが少ない」は本当でした!
ただし、「このサイズの加湿器なら、これくらいの加湿力では?」というのが、正直な感想です。加湿量は1時間あたり40mlとなっており、同じようにペットボトルで使用するほかの加湿器と比べても、決して劣っていません。
デスクに置いて目の前で使用するのであれば、十分な加湿量を持っています。
【②給水のしやすさ】ペットボトルやマグカップに水を入れるだけでOK
この加湿器には水を入れるタンクがついておらず、水が入ったペットボトルやコップなどに挿して使用します。
ペットボトルに挿すときは、ペットボトルのキャップのようにクルクルと回す必要がありません。グッと挿し込むだけの手間いらずです。
加湿器の内側にシリコンのパッキンがついているので、万が一倒してしまっても水がこぼれないように設計されています。
また、付属のアタッチメントを使用することで、水筒やマグカップなどの広口になっているものにも使用可能です。幅広い使い方ができる点が、この加湿器のいいところです。
【③音】ほぼ無音といえるほど静か
運転中の音は、ほとんど聞こえませんでした。耳を近づけてやっと聞こえるくらいなので、耳障りに感じたりデスクワークの邪魔になることはないでしょう。
【④手入れのしやすさ】とても簡単で時間もかからない
本体を丸洗いすることはできないので、お手入れをする際には綿棒やティッシュで見える部分の汚れを拭いてきれいにします。
超音波加湿器はタンクの水に雑菌やカビが繁殖しやすいため、使用後は加湿器を洗ってしっかりと乾燥させましょう。ずっと濡れたままにしておくと、雑菌の繁殖やカビの発生の原因になります。
また、ある程度長く使用した吸水スティックは交換が必要です。うれしいことにこの加湿器には吸水スティックが3本付属しているので、購入してしばらくは給水スティックを買い足す必要がありません。いつでも綺麗なミストでうるおいを保つことができます。
【⑤操作性】ボタンを押すだけの簡単操作&手のひらサイズで持ち運びが楽
加湿器本体には2つのボタンがついており、そのうちの1つは加湿のオン・オフ。もう1つはタイマーです。
加湿量の調整やそのほかの機能はないので、使い方はいたってシンプル。取扱説明書を読む必要がないほど、操作がとてもわかりやすくなっています。
サイズは直径6cmほどと小さく、重量も45gと軽量なので持ち運びも楽々。バッグに入れても邪魔になりません。
Three-up(スリーアップ)超音波式加湿器NAGOMI PB-T1827を検証した結果は?
今回「加湿量・給水のしやすさ・音・手入れのしやすさ・操作性」の5つの検証をおこないました。口コミにあった「ミストが少ない」は、本当のことでした。
手のひらサイズのコンパクトサイズの加湿器であるため、部屋全体を加湿するのではなく、あくまで加湿器の周囲を加湿する目的であれば十分に使えます。
デスクに置いて使用するほかに、高い湿度を好む爬虫類のペットや観葉植物のそばで使用するのもおすすめです。
使い方を工夫すれば、意外なほど便利なアイテムになれるポテンシャルを秘めている加湿器といえるでしょう。
まとめ
Three-up(スリーアップ)超音波式加湿器NAGOMI PB-T1827を実際に使って検証し、その特徴や検証結果を紹介しました。
こちらのモデルの購入を検討される際の参考にしていただけたら幸いです。