サバ缶おすすめ16選│サバジェンヌが美味しいサバ缶の食べ方教えます

今回が「全さば連」（全日本さば連合会）で広報を担当されており、著書に『サバ薬膳簡単レシピ』（青春出版社）、『サバが好き！』（山と渓谷社）、『ゆる薬膳。』（日本文芸社）など多くの著書を出すサバジェンヌという肩書きでも活動されている池田陽子さんにサバ缶の魅力について聞きました。

サバ缶にしかない、いいことって実はたくさんあるんです。手軽さ、栄養価はもちろん、サバ缶を使ったアレンジ料理など、食べ方や調理法は多彩です。

サバ缶について詳しく知っておくことで、サバの魅力に心惹かれるでしょう。それでは、美味しいサバ缶に出会うために、知っておくべきメリットをいくつかご紹介します。

サバを缶詰にしてから日にちを置くと、缶詰の中でサバの旨味や脂がオイルに溶け込み、缶詰全体に味がなじみます。缶内熟成されたサバは、しっとりとした食感で、ほどよい塩分や脂分はしつこさを感じさせません。

サバの旨味が溶け込んだオイルは、捨てるのなんてもったいない！料理に入れて、コクを出したり、お茶漬け風にも使用できますよ。

熟成した魚料理を食べる機会はなかなかないと思います。しかしサバ缶なら、お手軽に熟成されたサバの味を楽しむことができますよ。

サバ缶の賞味期限は3年と長いです。さらにオイルは味が濃く、「添加物が入っているのでは？」と思うかもしれませんが、賞味期限が長いのも、オイルの味が濃いのも、添加物を使用しているからではありません。

賞味期限が長いのは、サバを缶詰にする際に、完全に密閉してから殺菌作業を行うため、空気に触れることがなくなるために、日持ちする仕組みになっています。

オイルの味が濃いのは、熟成によりサバの旨味や塩分がオイルに移るからです。それだけでなく、サバから出た栄養も、オイルに染み込んでいます。

したがって、缶内熟成がされたサバ缶は、味もしっかりとつき、オイルまで美味しくいただけ、さらには栄養も申し分なく摂れるという訳です。

近年では、パッケージがおしゃれなものや個性的なサバ缶を販売している場合があります。メーカーによりパッケージはさまざまで、並べて眺めるのも楽しいですよ。

中には、サバ缶とは思えない洋風なデザインのものや、地域の特色を生かした可愛らしいデザイン、ネーミングのものまで、アイディア満載のサバ缶もあります。

これらの工夫がなされたサバ缶は、食卓に缶詰をそのまま出しても、手抜き感が感じられません。

サバには栄養素が多く含まれていると言われていますが、主な効能はこのようなものだそうです。

具体的にサバの栄養素とはどのようなものがあるのでしょうか？まず、サバの主な栄養素にDHAやEPAがあります。

DHAには、脳機能の向上を促す網膜機能の維持や向上などの効果があり、子どもや赤ちゃんにとっても必要な栄養素だと言われています。

生ものを控えるべきとされる妊婦や、授乳中のママがサバを摂ることで、胎児や赤ちゃんにもその成分を届けることができます。

妊婦さんや赤ちゃんに良いだけでなく、サバには100gで約1300㎎含まれています。成人が1日に摂取すべき2000㎎を目安に摂取するのがいいとされており、サバだけでもDHAの目安摂取量を補うことができると考えられています。

EPAには、中性脂肪やコレストロールの低下を促す働きや高血圧予防に効果があると言われています。

サバには他にも、美容にもよいとされるビタミンB2やたんぱく質、抗酸化作用を持つビタミンEや、骨の形成を助けるビタミンDやカルシウムなど、さまざまな栄養が含まれていると言われています。

サバ缶には色んな楽しみ方があるのをご存知でしたか？そのまま食べても美味しいし、サバ缶を使用する調理方法も多様なんです！

わざわざつまみを作るのは面倒な場合でも、サバ缶は味がしっかり付いているのでお酒との相性も抜群！

最近は定番の味噌煮や醤油煮の他にも、珍しい味付けがされているサバ缶も多く販売されています。今までの和風のイメージを払拭するかのような洋風なものも。ビールや日本酒だけでなく、ワインやウィスキーにも合うことでしょう。

その中でも「缶つま」と呼ばれる酒のつまみに特化した缶詰は、近年話題になっています。平均的に販売されているサバ缶より、値段は高めに設定されていますが、高級素材や有名産地の食材を使用し味付けしているものが多いのが特徴です。

また、サバ缶がおつまみとして良い理由は味だけではありません。サバに含まれている中性脂肪の低下を促す「EPA」は、ダイエット効果も期待できると言えるでしょう。

つまみを揚げ物などの高カロリーなものから、サバ缶に変えるだけで、カロリーの過剰摂取が抑えられるだけでなく、サバに含まれる栄養も摂ることができ、一石二鳥と言えます！

サバ缶は残り汁も料理に使用することができ、余すところがありません。

しかも、サバ自体に味がしっかり付いていることから味を付け加えることもほとんどなく、味付けに失敗することも少ないです。

おかずがなんとなく物足りない、そんなときには、サバ缶をお皿に移し、刻みネギなどを加えるだけで、簡単に魚料理を食卓に並べることができます。

さらにサバ缶のサバは、皮や骨も柔らかく食べやすいため、小さな子どもや高齢者にも安心して食べられるでしょう。

サバジェンヌの池田陽子さんに水煮系サバ缶と味付き系サバ缶の２種類からそれぞれおすすめをセレクトしていただきました。

どのサバ缶を買えば良いか迷っている方はぜひ参考にしてください！

ここからはサバジェンヌ池田陽子さんが選んだ水煮系サバ缶のおすすめ5つをランキング形式で紹介していきます。

次にサバジェンヌ池田陽子さんがセレクトしたおすすめ味付きのサバ缶を紹介していきます。

定番の和風のものから、今までの「サバ缶」のイメージを覆す洋風なものまで。ちょっぴり変わったサバ缶も見つかるのではないでしょうか。

ここからはサバ缶を使用したアレンジレシピを紹介していきます。

まず、一つ目は紅しょうがたっぷりが美味しいサバ缶の牛丼風！簡単かつ早く作れる和風レシピとなります。

次に紹介するのは絶品さば味噌ボロネーゼ！さば味噌煮缶を使うとコクが出ておいしく仕上がります！

水煮でもできますが、味噌煮の方が濃厚で美味しく仕上がります！

本記事で紹介したおすすめのサバ缶を一覧表で比較！ぴったりな商品を見つけてみてください！

サバ缶にはまだまだ魅力がたくさん詰まっています。今やサバ缶は、おしゃれフードのひとつといっても過言ではありません。

今まで水煮、味噌煮が主流だったサバ缶に、新たにいろいろな味が加わり、サバ缶は進化し続けています。おいしさはもちろんのこと、「鯖缶ダイエット」とも呼ばれる美容法まであります。つまりサバ缶は、おいしくいただけ、なおかつ美容にも健康にもおすすめなのです。

全国には魅力的なサバ缶や、まだ知名度の低いサバ缶がたくさんあります。お気に入りのサバ缶を見つけ、サバの魅力にハマってみませんか？