福音館書店 / きんぎょが にげた(五味 太郎)の

口コミ・評判まとめ

毎晩１冊ずつ読み聞かせをしていましたが、これを読んでほしいと持ってくることが多く、毎回きんぎょを探すのを楽しんでいました。

普通の絵本なので特段丈夫さはない。対象年齢が2歳くらいからなので、子どもの性格によってはボロボロにしてしまうかもしれない。

たいしてストーリーがあるわけではないですが、最後にたくさんの仲間と泳いでいる場面で終わるのが良いです。

何度も読んで楽しい気持ちになったことを考えると、800円程で買ったこの本はとてもコスパが良かったと思います。

いつも寝る前に絵本を子供が選んで5冊ほど持って来ますが、よくこの本も持って来ます。きんぎょがにげたと読むと、子供もにげたと復唱します！また、お菓子の中に隠れているときは、ビスケット?っと言ってパクっと食べる真似をしたりしてとっても反応が良いです。

1歳のお誕生日にプレゼントで頂いたので、まだ早いのか、ビリビリ簡単に破られたり、かじられたりして2歳半でボロボロになってしまいました。

きんぎょがきんぎょ鉢から逃げて、家の中のいろんなところに隠れんぼしてる内容なので、子供も分かりやすくて良いですね。

頂き物なのですが、買おうと思ったらけして安くはないのです。書店で並んでいたら一般的なお値段でプレゼントなんかには選ぶけど、自宅用なら、ちょっと考えるかもしれません。

子供でもわかりやすいストーリーと可愛いイラストが気に入って何度も読まされました。イラストだけでも楽しめ、子供のお気に入りの一冊でした。また、字が読めるようになってからは子供が私に読み聞かせをしてくれるようになりました。

表紙も中の紙もしっかりしていて何度も読んだのですが、破れていません。子供がたくさん読んでも破れたり、折れ曲がったりしにくいくらい丈夫な本です。

逃げた金魚を探すという、単純なストーリーです。金魚が何度も隠れて逃げるを繰り返します。徐々に難しくなります。

単純なストーリーで、イラストだけでも楽しめるため、絵本を見始めた頃から、自分で読める様になる頃まで長く楽しめる絵本です。そのため、値段以上に楽しめる絵本です。

ぼんやり本を見ているだけだった子が、この絵本では積極的に指差しをはじめました。「なにか」を意識できることを知覚させてくれた初めての絵本でした。

頑丈さについては普通です。子供は1歳児なので、なめたり折ったりやぶったりしようとしますので、そういったことには特段強いわけではありません。やぶれるし、おれます

ストーリーはあってないようなものです。一応最後にオチのようなものが用意されていますが、少し大きくなってもしストーリーを追求できるようになれば、ちょっと意味がわからない？？ということにもなるかもしれません。

1000円程度で繰り返し楽しめますので、コスパが悪いとはいえないと思います。ただ、ほかの本と比べて一般的な値段ですので、本としてのコスパが特に優れているわけではないです。

あまり絵本に興味がなかった息子が、自分から持って来て自分でページをめくる姿に感動した覚えがあります。金魚を見つけては嬉しそうに「あった！」と指を差す息子に、私も笑顔になれます。

特にこの絵本が他のものに比べて丈夫な訳でも弱い訳でもないです。普通の絵本と一緒で、何回も読んでいくうちに破れてしまったりします。

タイトルの通り金魚が逃げたという話です。金魚鉢から金魚が逃げて、家の中のいろんな物に擬態して隠れているのを見つけて、また逃げて、を繰り返して最後には金魚の水槽の中に戻る。シンプルだけど帰れて良かったと親子で思えるストーリーです。

特に高いとも安いとも思わない、妥当な価格設定かと思います。コスパは読む子供が気に入ってくれるかどうかに依るものと思うので、この絵本の場合は私の息子にはコスパの良い絵本と言えます。